You are here: ホーム -> サービス -> 審査員紹介

審査員紹介


当社の審査チームは、木材、ゴム、石油及び鉄鋼等素材産業、金属加工、特殊工程及びプラスチック加工等加工業、土木及び建設等、精密機械、自動車、造船及び航空機等組立産業、IT技術、ソフトウエア、輸送、卸売等サービス業等の種々の産業界で豊富な経験を積んだ経営者、管理者、技術者及び技能者等で構成しています。審査チームを構成するこれら審査員の一端を紹介します。

審査員Y (品質マネジメントシステム主任審査員、環境マネジメントシステム主任審査員)

Y氏は、長期に亘り航空業界に身を置き、航空機及びエンジン等関連部品の設計、並びに溶接、熱処理、表面処理、接着、防食処理及び非破壊検査等の要素技術の研究・改善、生産工程の改善・効率化等生産技術(IE)の改善に従事してきました。
特に、米国ワシントン州シアトル市のボーイング社において、B767の3国(米国、日本及びイタリヤ)共同開発に従事、B767の燃料タンクからエンジンまでの推力システム(Propulsion System)を担当 、1981年の初フライト後は、ボーイング材料研究所(BOEING Material Technology)において、ジュラルミン等の航空機材料の腐食・防食研究に従事し、成果を上げ、ボーイング社より高い評価を得ました。帰国時には、記念品(B747モデル)及び材料研究所の同僚達より、研究に使用したテストピースを埋め込んだ同僚達の署名入り特製ペンスタンドを贈呈されました。
現在、これらの経験を生かし、「自然な仕組みと考える集団作り」をキャッチフレーズに精力的に審査に励んでいます。

信条:無為自然


審査員O (品質マネジメントシステム主任審査員)

O氏は、日本有数の製鉄会社において、製鉄業の生産技術、製造技術及び生産計画・管理業務の効率化等に長年にわたって携わり、豊富な経験のもと多大な貢献をしてきました。
その後、数社の審査登録機関において、自ら審査を担当する傍ら、機関の教育部長として審査員の教育・育成に尽力。また、審査部長として認証審査全般の管理及び顧客の組織運営の改善に寄与してきました。
現在は、QMS審査員として多くの組織の認証審査を実施しています。

方針:リスクアセスメントを含む規格適合性の向上及び格段の顧客満足の向上


審査員W (品質マネジメントシステム主任審査員、環境マネジメントシステム主任審査員)

W氏は防衛省航空自衛隊で各種通信、航空保安管制レーダー等、自動警戒管制システムの運用、整備及び品質管理関連の各級部隊の指揮官及びスタッフ業務に従事し、その後、国内屈指のタイヤメーカーに移り、宇宙機器、航空機及び艦船関係の構成部品の品質保証、並びに協力会社の技術指導及び品質監査等に従事しました。
現在はこれらの経験、専門性を生かし、QMS審査員、QMS/EMS及び幹部教育等含む広い分野のコンサルタントとして活躍しています。

方針:判り易い丁寧な審査を通して、仕事の仕組みの改善


審査員S (品質マネジメントシステム主任審査員、環境マネジメントシステム主任審査員)

S氏は大手石油・石油化学会社において、特に汎用プラスチック・エンジニアリングプラスチックの研究開発・製造技術開発・量産技術開発に長年携わり、新製品の上市に貢献し、又全社のISO9001の構築・運用の責任者として活動してきました。
その後、数社の審査登録機関において、審査をする傍らISO14001の審査員養成コース、内部監査養成コースの講師を担当してきました。その間、多業種にわたる企業のISO構築・運用のためのコンサルタントも実施してきました。 現在は、これらの経験を活かし、QMS及びEMSの審査員、QMS及びEMSのコンサルタントとして活動しています。

方針:現在の不確定要素の多い社会状況の中でリスクアセスメントを考慮したお客様の体質に合った会社の仕組みの構築・運用改善をサポートします。

信条:人皆師


審査員T (品質マネジメントシステム主任審査員、環境マネジメントシステム主任審査員)

T氏は新潟県商工会連合会ではISO支援を担当し、4人で100社以上の認証取得を支援しました。28年間にわたり中小零細な企業、若い後継者などへのアドバイスを通じて、経営計画とその実践を指導してきました。なかでも、経営改善、とりわけ販路開拓、事業再建、事業承継、経営革新、ISOなどを担当しました。
2006年10月からドミニカ共和国にシニア海外ボランティアとして、品質システムの指導では、ISO9001、5S、改善、品質管理などについて、5組織と2大学で指導と講義をスペイン語で実施してきました。
2008年10月帰国後に独立してISO審査員、JGAP審査員として組織に寄り添いながら、経営改善に結びつく審査を心掛けています。
コンサルタントとしては、目標達成に向けて社員を支援しながら、組織がチームで協調しながら活動すること、物事やプロジェクトを客観的に評価し、マネジメントしていく能力と事務処理能力を向上させることを提案しています。ISO9001及び14001、ISO45001の内部監査員養成講座、品質管理基礎講座、QC基礎講座、工場改善実践講座、リーダーシップ養成講座、5S講座、経営のみえる化講座、ヒューマンエラー防止講座、事業計画の立て方、「トヨタの問題解決8ステップを読み解く」「方針管理と日常管理」「SDGsの社内取り組みの仕方」「ほめるコツ」講座を開設しています。

信条:智勇、仁愛、忍耐 方針:組織に寄り添いながら、経営改善に結びつく審査


審査員N (品質マネジメントシステム主任審査員、環境マネジメントシステム主任審査員)

N氏は下記の経歴から企業への支援において、問題解決や課題達成に有効な思考力に強味を持っています。

特に鉄鋼メーカーでの最初の5年間、製造現場統括担当時の体験が貴重な財産となっています。
その後もスタッフ業務を「幅広く・中身も深く」担当し、現場管理に関する多くの知見を蓄えました。

具体的には、「品質・生産管理、プロジェクト担当(環境、教育、中期事業計画、製品開発など)、海外駐在、本社勤務)」の実務経験の中で、コミュニケーションの重要性や問題解決・課題達成の思考ステップと思考方法を学びました。

また、あるべき姿の(成果系)ゴールを設定し、現状との対比で、そのギャップを生み出している要因を洗い出し、優先順位をつけての迅速な対応(原因究明・解決策立案・実行・フォローアップ)を可能にする思考方法を学びました。

その後、出向勤務(エンジニアリング関連、マネジメント専門機関、審査機関)での経験により、個々の問題解決や課題達成へのシステム的な見方・考え方・思考アプローチの重要性を再認識し、訓練してきました。
このアプローチは、製造現場での「手順を順守して成果を生み出すことを重視する仕組み」とは異なるものです。

プロセスマネジメントやシステム思考に基づき、当該業務を仕事の流れに沿って層別・分解し、本当の問題点を洗い出し、その問題点を解決して成果実現への仕組みの改善へとつなげる目利きとしての訓練をしてきました。

現在は、ISO関連業務(品質・環境の審査、セミナー講師)、業務改善セミナー講師(商工会議所、工業会等)、企業内での業務改善支援などを通じて、問題解決や人材育成など経営課題の解決を支援しています。
また、愛知県・静岡県・名古屋市の技術専門家データベースにも登録し、モノ造りマネジメントに関する業務支援依頼にも対応しています。